会長挨拶(2025年度)
会長方針
(2025.7~2026.6)
ご挨拶
14年前の初夏の昼下がり、4人の青年が新たにライオンズクラブの会員となりました。
2011年7月に入会したその4人は、全員が経営者でそのうち一人は女性でした。
4人は色んなことを教わりながらライオンズ活動に励んでいましたが、時が経つにつれ一人、また一人とクラブを退会していきました。
そして5年が経つ頃には一人を残すのみとなっていました。
そのクラブに残った一人の青年はたくさんの人の入会と退会を見てきました。
退会された方はクラブ活動に否定的だった訳でもなく残っている会員の方の熱量がより大きかった訳でもありませんでした。
退会の理由は様々ですが、その理由は尊重すべきだと思っています。
ですが青年はこう思っています。
せっかく出会った縁が長く続いてほしいと。
そしてその縁が大きく広がってほしいと。
その青年は考えました。
どうすればより縁が続くのか。
どうすればより大きな縁が広がるのか。
考え続けました。
どうすればそんなクラブになれるのか。
でもまだその答えは出てないようです。
ですが、その青年はひとつの願いをクラブメンバーと共有したいと思っています。
「このクラブと私たちが住むこの地域の明日が今日よりもいい日であってほしい」
という願いです。
どうすればより良いクラブになれるか?
どうすればより良い明日になるか?
より良い未来に対して今できることは何があるか?
そして明確な答えが出ないままその青年はクラブの会長になります。
だから一緒に考えたいと思っています。
ライオンズクラブのメンバーとして
国際協会の中の日本、日本の中の334-D地区、その中の6R1Zの中の1クラブとして
この地域で生活する中でどのような貢献ができるか?
未来に対する貢献とはどのようなものか?
そんなことを考えるきっかけになる1年になってくれればと思ってます。
そんな青年の思いを込めて次のようなスローガンを掲げました。
遅ればせながら
この度、伝統ある福井フェニックスライオンズクラブの第42代会⾧を拝命致しました。
光栄に存じますと共に、その重責に身の引き締まる思いでいっぱいですが、クラブ会員の皆様のご協力とご指導を頂きながら無事にこの大役を果たしたいと思っております。
一年間よろしくお願いいたします。
運営方針:
クラブメンバーの交流がより深まる1年に
クラブ運営を通じて
「例会が待ち遠しい」、「委員会が楽しくてしょうがない」
といった公私をともにできるメンバーに会えるクラブに
事業方針:
「どうせライオンズに入るならフェニックスに」と思えるような事業活動を
・ハンデのある若年層に対する活動
・それを支えるご家族に対する活動
・地域の未来に対する奉仕活動
を既存の継続アクティビティと結びつける
≪継続アクティビティ≫
・チャリティー・ゴルフコンペ
・福井市「ファミリーミニマラソン大会」協賛
・青少年育成事業「クマよけ鈴」寄贈
・子ども発達支援センターふれあいボウリング”フェニックス杯”
・(若年層への)献血推進活動
事業の差別化でフェニックスの色を
地元で困ってる人、ハンデを負っている人の声が届くライオンズに
国際協会の会長に評価されなくても地元に必要とされるライオンズクラブに
そんな事業活動とクラブ運営ができればと思っています。